シニアになってから賃貸マンションに住むというのは、ある意味賢明な判断です。その理由はシニアにとって家を持つことは大きな負担になるからです。シニア世代となると持ち家がある場合がほとんどです。自分の功労の証とも言うべき家は誇りであり、手放すことなど考えられないかもしれません。
しかし本当にそれでよいのかを現実的に考える必要があります。家の管理は若くて元気なうちしかできないのが事実だからです。体はもちろんのこと、知力も必要なので年配者にはかなりの負担になります。認知が始まると掃除すらできなくなります。
賢い方法は自分がまだ元気な前期高齢者のうちに賃貸マンションに引っ越すことです。適切な判断が下せますし、順応する気力もあります。さらにおすすめのエリアのひとつは東京です。なぜ田舎ではなくて東京が良いと言えますか。
東京は生活をするのにとても便利だからです。農村部は元気で車の運転が出来るうちはよいですが、少しすれば運転免許を返納しなければいけません。そうなると地方での生活は不便になります。東京は交通のアクセスが良い上に、買い物も便利ですからシニアにもピッタリのエリアです。
賃貸もたくさんあります。退職はスタートに過ぎません、その後をどう生きるかはよく考える必要があります。人によれば二十年も三十年もあるからです。ただ家にいるだけでは心身ともに衰えます。
またいつまでも元気でいる秘訣は人とかかわることです。