子供もやっと独立し、やれやれとホッとしたのもつかの間今度は自分がシニア世代になってしまいました。今後の身の振り方を、まだ頭がしっかりしているうちに考える必要があります。平均寿命まであと二十年か三十年もありますから、決して短くはありません。最後まで元気に暮らすことはどのシニアも願っています。
東京で賃貸マンションに移り住んだシニア世代は少なくありません。なぜ終の棲家を東京にと疑問に感じるかもしれません。実は東京はシニアにとって非常に生活がしやすいエリアです。その上、シニア向け賃貸がたくさんあります。
人が多いので孤独を感じることはないはずです。では、これから賃貸を借りて一人暮らしか二人暮らしをしようと考えているなら何から手をつけますか。賃貸の物件探しをさっそく始めます。子供や友人と一緒に内見することが大事です。
決して単独で会社に行かない方が無難です。その前に希望する条件をリストにしておきます。たとえば足が悪いならエレベーターは必須です。あるいは一階が良いと考えるかもしれません。
日当たりはよい方がいいはずです。近くにスーパーがあるか、どんな人が住んでいるかも確認します。駅やバス停が近いと外出に便利です。すぐには自分の希望する物件とは出会えないかもしれません。
根気強く探すと、良いマッチングがあります。妥協しないで待つことは大切です。家が決まりそうなときは、同時進行で部屋の片づけをします。いらない物の処分をすることです。